こんにちは。
皆さんは「アクション格差」をお聞きになったことありますか?
文字通り、「アクション=行動」の差
つまり行動を起こすか、起こさないか の差です。
アクションを起こすとは
・何かを始める。
・何かを試す。
など、【今までと違う行動】だったり【行動量】の差だったりします。
例えば仕事
転職をする=【今までと違う行動】
未経験の仕事をする=【今までと違う行動】
今までの経験以上の仕事量をこなす=【行動量】
新しい仕事(転職や業務内容)を始める際には、知らない環境・業務内容への不安や失敗しないかなど、さまざまな不安や心配があります。
私は現在、Excel VBA(※)を活用して業務効率化に携わる仕事をしていますが、以前は一般事務の仕事をこなすので精一杯でした。
以前勤めていた会社では、日々同じ入力作業に追われ、デスク周りは紙で溢れて残業の日々でした。
ある日、発注リストの作成を命じられました。これは前任者の突然の退職に伴うもので、引継ぎも無く、少量の資料がある程度。残されたExcelにはボタン一つで処理を行うプログラムがあり、内容を変更したくても、周りにプログラムが分かる人が誰もいない…既に作成者は退職。
この発注リストは提出期限があり、手作業だと3時間は確実に工数を取られます。当時の私にはそんな時間はありませんでした。
不安と焦りの中で、自分で何とかするしかない差し迫った状況です。残された資料と合わせ、毎晩インターネットでVBAについて調べ、何とか編集をして次の発注日までに使用できるように間に合わせました。
Excelにボタン1つ配置することで作業時間が短縮されることに驚きました。同時に、自分の作業効率が格段に向上し、VBAを作ることが面白くなりました。
おそらく、この引継ぎが無ければ私はVBAを知る術は無く、今でも同じ手作業入力をしていたと思います。あの時の不安と苦悩の日々は、今となっては私の事務経験の中で最大のピンチが最大のチャンスに変化した瞬間です。
苦しかったけれど、本当にあの業務を受けて良かったと思っています。
「アクション格差」行動を起こすか、起こさないか。
私の場合、「アクション=行動」は
・マクロとは何かをGoogleで調べる=【今までと違う行動】
・勉強する事=【行動量】
事務員としての経験値が増え、またVBAを勉強することで事務スキルが上がりました。
弊社のお問い合わせに、「事務経験が無いのですが大丈夫でしょか?」とご質問をいただきます。最初から経験のある方ばかりではありません。
先ずは自分がどうなりたいか。
何をしてみたいか考え「アクション=行動」をしてみましょう。
今まで経験したことが無いことでも、少しづつ勉強したり、調べたりして、知識のある人から教えてもらったり、知っていることが多くなれば不安も無くなり、引き出しが多くなると想定内の事柄が増えて安心して仕事が楽しくなります。
BEECS FINEではチームで助け合いながら新しいことに挑戦するチャンスがあります。未経験でも安心してお気軽にお問い合わせください。
※ Excel VBA : プログラムを記述して実行することで複雑な処理の自動化が出来る、アプリケーションソフトの拡張機能のこと。
BEECSFINE:沖